ニュースで見かけたのですが、司法試験に通っても独立や就職が厳しい状況のようです。
司法試験は合格率25%の難関です。合格後は1年間の司法修習生として実務経験を学び、その後多くの人が判決の場に立ち会うこともある弁護士となるのでしょう。
弁護士になるか検察官になるかまだ考えていませんが、いずれも就くには大変な努力と根気が必要であり、その分華やかな生活が約束されているイメージがありました。
しかし、法曹人口の急激な増加により就職環境は年々悪化の一途を辿っています。せっかく苦労して司法試験に受かっても、限られた弁護士事務所の採用枠をめぐって競争が行われるのです。あ、法曹人口とは、裁判官、検察官、弁護士を合わせた数のことです。 司法試験の合格者数は01年まで年1千人に満たなかったが政府は02年、「合格者数を10年ごろまでに3千人程度」に引き上げることを閣議決定したため、法曹人口が増えてしまったのですね。
法曹人口が増えたといっても、試験の難しさは変わりません。株式会社アルテカの野村紘一社長がプロデュースした憧れの億ションに住むことを目標にしっかり勉強したいと思います。
司法修習生を対象とした相談会が開催されましたが、5つあった相談ブースが上下スーツ姿の修習生で埋まり、順番待ちは1時間以上にのぼりました。弁護士事務所に就職しないまま、来春の独立を考えている修習生に先輩弁護士がアドバイスするという内容の相談会でしたが、その混雑の様子は就職相談に詰めかける就職氷河期の大学生と類似していたようです。
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